ピコジのヒマパチンカーZ

パチンコ業界に色々思うところのある、とあるホールのエリアマネージャー。1人でもいいからユーザーや関係者としてパチンコ業界に行きたいと思える、イベント新台レポ・パチ業界おもしろ裏話なんかを本音でお伝えします。ホール・メーカー関係者の方が興味でることも言っていきたいです。

地方のパチンコ店店長は自腹きってでも東京視察に行った方が良いと思う。

東京。

やしきたかじんも歌ってました。

やはり日本の首都だけあって

全てのスケールが違うと思います。

それはもちろんパチンコ屋も。関連施設も。

 

私は大阪住みですが定期的に休みをいただいたりして、旅行がてら色んな地域へ視察へ行きます。

交通費なんて事前チケット取ったり深夜バスを使えば1回スロット我慢するだけで行けるぐらいの金額です。

 

そんな中でもやはり店舗規模、スケール、量などで圧倒されるのはやはり東京です。

 

大阪とは格が違います。

とても一日一回の視察では全てを見ることなんて出来ませんが、ほんとに刺激を受けることができます。

「これだけお金かけたら誰でも出来る。」

ではなく

この刺激を受けるというのが私にとって重要です。

情報や映像なんかはネットでいくらでも見ることが出来ますが、

実際見に行って

すごい客入りを目の当たりにするもよし。

すんごいお金かけてるのにガラガラなホールを見るもよし。

地元ホールに完膚なきまでにやられてるマルハンを見るのもよし。

そこには拾える「何か」があると思ってます。

その「何か」の量が東京はダントツに多いんですよね。

全国進出しているような法人さんでも

東京の基幹になっているようなホールさんは全てが違うと感じます。

接客・清掃の徹底ぶりという基本は必ず地方店を上回ってますし、もちろん出玉・割数も全然違うと思います。

 

大阪なんば千日前に楽園さんが進出してくると大騒ぎした3年前。

ウワサ話で耳にしたのですが楽園幹部の方が大阪市場を視察した時に言った一言。

 

楽園幹部「大阪ってマルハンでこのレベルの販促・接客なの?うちが大阪きたらぶっちぎりになれるよ。」

 

元は静岡県から始まった法人さんですが

東京で凌ぎを削ったホールの方の一言。

大阪でホール運営をする私には重たい一言でした。

そうして楽園さん。

3年たって大阪を代表する店舗になっちゃいました。

 

こんなノウハウがある大手法人に我々ノウハウを持たない中小が負けないためにはどうすれば良いか。

私は答えを一つ持っています。

「とにかくパクリまくる。」

良いと思ったものをとりあえずやってみる。

→ ノウハウ持ってないから徹底できない。

→ どうやったら出来るか考える。

→ 思いつかないものは頭の良さそうな人に聞いてみる。

こんな感じです。

このために視察とそこで得られる刺激が必要なんです。

 

ほんとに地方のパチンコ店役職で「何かを為してみたい」と思っている方は

上に書いたような気持ちを持って視察に行ってみてください。

きっとお店に戻った時には

やらなきゃいけない事にたくさん気づけると同時に、どんな風にしたいかも決まっているのではないかと思います。

 

最後に。

東京視察のおすすめホールを書こうかと悩みましたが、あえてやめておきます。

やはり自分で「こんなホールに行ってみたい」とか

「下調べをする」こととか

そんなのも含めて「視察」だと思うので。

 

でも、視察のコツになりそうな最近気になった一言をご紹介しておきます。

「神は細部に宿るのです。」

カッコ良すぎてフフッ(笑)てなっちゃいましたが

なるほど深いとも思いました。